2023-04-13

東海国立大学機構 融合フロンティア次世代リサーチャーに認定されました

東海国立大学機構融合フロンティア次世代リサーチャーに認定されました。

事業の概要・目的・分野

概要と目的

東海国立大学機構融合フロンティア次世代研究事業(融合フロンティア次世代リサーチャー,以下,リサーチャー)は,博士課程学生に対する助成の一環として,2021年度から募集がはじまったものです。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」と東海国立大学機構が実施しています。

本事業の目的は,「世界・日本が直面する様々な課題を解決するとともに、将来の知識基盤社会を先導する博士人材育成」です。

同様の事業として,「名古屋大学融合フロンティアフェローシップ事業」(以下,フェローシップ)があり,こちらはJST「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」と名古屋大学が実施しています。

募集分野

名古屋大学博士後期課程へ進学する学生は,いずれか一方の事業へ応募することができます。リサーチャーの募集分野として,以下の4つの分野が設けられており

  • バイオサイエンス分野
  • 革新的学際分野
  • 脱炭素・環境分野
  • グローカル推進分野

このうち私は,「脱炭素・環境分野」のリサーチャーとして,採択されました。

「脱炭素・環境分野」の目的・育成する研究者像

脱炭素・環境分野のリサーチャーには,2050年カーボンニュートラルの目標を踏まえ,地球規模の環境課題解決に貢献する博士人材になることが求められています。

特に,a) 異分野が理解できるスペシャリスト,または,b) 専門性を持ったジェネラリストのいずれかの人材になることが期待されています。

支援規模および内容

支援学生の数は,リサーチャー:4分野合わせて1学年94名程度,フェローシップ:同77名程度です。

これらの学生に対して,以下の支援が行われます。

  • 博士後期課程3年間の研究専念支援金:月額18万円(QE評価によって20万円まで増額の可能性あり)
  • 研究費:年額25万円(同50万円まで増額の可能性あり)

また,リサーチャー採択者は授業料が一部免除(半額未満)されます。これは,経済的基準に基づく全学の支援とは別に,博士学生に対して独自に行われるものです。

カリキュラム

リサーチャーには,プログラムを通して,

  1. 新たな学術・研究領域を切り拓く「新たな課題に挑戦する研究力」
  2. 英語(留学生は日本語)によるコミュニケーション力を含む「高い国際発信力」
  3. 学術研究の意義と価値を理解し産業界含む社会の中で生かす「社会や産業とつながる力」
  4. 人的ネットワークの形成とチーム構築も含む「リーダーシップマインド」

を強化することが求められます。具体的には,以下の活動への参加状況に応じて,「リサーチャーポイント(RP)」が加算され,博士後期課程を通じて,20RP(リサーチャーポイント)を取得することが必要です。

  • 学術論文の投稿・掲載
  • 語学研修
  • 研究等PR動画の作成
  • 日本学術振興会特別研究員への申請(※採択の場合,リサーチャーとしての資格を喪失し,特別研究員としての活動に専念)
  • そのほか,博士課程教育推進機構などが提供するプログラムへの参加

加えて,QEの審査受験や語学要件の満了も求められます。

リサーチャーとしての活動については,BLOGページを通じて情報発信していきます。

参考情報

名古屋大学博士課程教育推進機構:名古屋大学融合フロンティアフェローシップ事業・東海国立大学機構融合フロンティア次世代研究事業 [Access: 2023.4.19]

名古屋大学博士課程教育推進機構:「東海国立大学機構融合フロンティア次世代研究事業」[Access: 2023.4.19]

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST):「JST次世代研究者挑戦的研究プログラム」 [Access: 2023.4.19]

名古屋大学博士課程教育推進機構:「博士課程学生を全力支援!~博士課程学生への経済支援について~」,最新情報 [Access: 2023.4.19]

(以上)

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